ブログのアクセス数が1日で40倍になったネーミングとソーシャルメディアの活用術
フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアはマーケティングに本当に必要なの?そんなギモンを抱きながら、ブログをはじめて早10ヶ月。
実際やってみると、いいね!は増えない、フォローはされない、散々です><。ときには落ち込むこともあります。
でもよく考えると、自分だって他の人の記事みても、いいね!もフォローもしないこと、よくあります。だって見ず知らずの人ですから。
というように、きっと多くの人がそう思っているだけなのかもしれません。つまりいい記事だけど、知らない人だから、いいね!やフォローはできない、と。
ということは、まず記事を見られること、そして自分を知ってもらうことからはじめればいいのではないでしょうか?そうすれば、信頼してもらえて、いいね!やフォローが増えるのではないかと考えました。
そしたら、フェイスブックとツイッターからのブログ訪問者数が40倍に跳ね上がったではありませんか!!!これは素直にうれしいです。
そこで今回の事例を分析してレポートにしました。人に見られるブログの作り方、役立つ記事の書き方、ソーシャルメディアの使い方がまだよくわからない方にオススメです。
1.やったこと3つ(行動履歴)
(1)書籍紹介とメディア記事の書き方について、ブログに記事をアップしました。
(2)ツイッターで記事のことを3回つぶやきました。
ちなみにWordPressのプラグイン「Social Bookmarking Light」をつかってます。
(3)フェイスブックページで記事について投稿しました。
2.結果
ソーシャルメディアを経由してブログにきてくれた読者数が40倍以上になりました。
7月7日 | 7月8日 | 7月9日 | |
ソーシャルメディア | 8人 | 332人 | 377人 |
内訳 フェイスブック | 2人 | 172人 | 213 人 |
ツイッター | 1人 | 157人 | 144人 |
全体 | 468人 | 1033人 | 1076人 |
3.アクセス数が1日で40倍になった3つの理由
(1)記事のタイトルとコンセプト
今回のタイトルのポイントは3つです。
・インバウンド・マーケティング
・〇〇〇に伝わるラブレター
・3つの心得
「インバウンド・マーケティング」は、最近話題のキーワードで、マーケティングに関する記事とすぐにわかるようにしました。
「〇〇〇に伝わるラブレター」は、 「〇〇〇」の部分で「伝わるラブレター」というキーワードの効果をアップさせています。
「3つの心得」は、人が心理的に好む数字の「3」を使い、この記事から得られるベネフィット(利益)を示しています。
つまり記事のコンセプトとしては、インバウンド・マーケティングはラブレターで自分のことを好きになってもらうことで、その心得は3つですよ、というものでした。
(2)記事の構成とアイキャッチ画像
今回の記事は、3部構成にしています。そしてそれぞれの項目は、フォントの大きさと色を変えています。
・出会いたい人に「いいね」って想われること
・キーワードでココロをノックすること
・ネーミングで想いをカタチにすること
ここでも人が心理的に好む数字の「3」を利用し、読みやすく、かつ内容を把握しやすくしています。
またアイキャッチ画像は、映画「スターウォーズ」のキャラクターがラブレターを渡そうとしているものです。このミスマッチ感がオモシロいと思いました。
(3)ソーシャルメディア(ツイッターとフェイスブック)での拡散
まずツイッターで、記事について目的別に3回つぶやきました。
1回目 ブログ記事更新の報告ツイート
2回目 フェイスブックページとの連動機能によるツイート
3回目 ハッシュタグ(#書評)を含めた本の紹介ツイート
ツイッターは秒単位で新しいツイートがアップされるため、自分のツイートはすぐに埋もれてしまいます。そこで何回もつぶやくことで、より多くの人に記事を見てもらえます。
このときツイートの内容をかえるとベターです。一度記事を見た人でも、また違う観点で見てもらえるからです。特にハッシュタグを使えば、その分ツイートが拡散するので効果的です。
つぎにフェイスブックページで記事の更新をお知らせするときに、興味をひく3つの文章を入れました。
・キャッチフレーズ
・コトバ(インバウンド(inbound))の意味
・記事のタイトル
キャッチフレーズは、フェイスブックページの投稿の続きを見てもらうこと、記事内容をイメージしてもらうこと、記事を開いてもらう(リンクをクリックしてもらう)ことが目的です。
コトバ(インバウンド(inbound))の意味は、記事のハードルを下げることが目的です(意味がわからないから読まれないのはつらいです)。
そして記事のタイトルは、記事を開くかどうか最終的に判断してもらうことが目的です。
≪まとめ≫
ネーミング戦略(タイトルの構成、記事内の項目の立て方、キーワードの選び方 など)を活用すれば、記事の良さが伝わりやすくなります。
またソーシャルメディアの使い方次第で、記事がどんどん広がり、アクセス数をさらに増やすことができます。
1人でも多くの方に記事を見てもらい、役立った!と思ってもらえることって、素敵なことだと思います。
<参考>
「実践インバウンド・マーケティング」から学ぶ〇〇〇に伝わるラブレター3つの心得
ブログ記事を3つの項目にまとめるとなぜ読みやすい?3つの深層心理
2013年7月10日
著書 ゆうすけ
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