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「実践インバウンド・マーケティング」から学ぶ〇〇〇に伝わるラブレター3つの心得

公開日: : 最終更新日:2014/01/03 おすすめ本, ブログ運営 ,

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photo credit: Kalexanderson via photopin cc

インバウンド・マーケティングとは、ウェブで商品やサービスのコンテンツを提供すると、検索エンジンやソーシャルメディアを経由してお客さんの方から訪ねてもらうことをコンセプトとしています。

むずかしい言い方ですが、ようは自分を好きになってもらうために、ラブレターをみんなに見せちゃうことと解釈しています。それが文章なのか映像なのかいろいろ違いはありますが、ストーリー(シナリオ)は共通なはずです。

そこで「実践インバウンド・マーケティング 成功の鍵は戦略PR×インバウンド×CRM(西江肇司,谷井等 著)」から学ぶお客さんに伝わるラブレターを書く3つの心得をまとめました。

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・出会いたい人に「いいね」って想われること

これは時代に関係なく大切です。ただ昔と違うのは、インターネットがあること。

インターネットがないときは、“身近な人”がお客さんになってくれました。ところがインターネットができたら、“身近な人”でもお客さんになってくれるとは限りません。

・・・消費者一人ひとりが「気に入った情報だけ」を受け入れるようになったということだ。

だからマーケッターは「情報は興味を持っている人にしか届かない」と考えたほうがいい。興味や関心のない人に情報を届けることが、以前に比べてとても困難になってしまったのだ。(p26)

でもインターネットのおかげで、“出会いたい人”がお客さんになってくれるようにもなりました。“出会いたい人”とは、男女関係でいえば、相思相愛になれる人です。

かっこいいイケメンでも、すごくモテちゃう人は、安心できる恋愛をのぞむ女性には好かれません。また凄腕のデイトレーダーでも、生活時間が不規則な人は、安定した生活をのぞむ女性に好かれません。

そこで自分の「らしさ」に興味を持ってもらえる人にラブレターを書いてみるのはいかがでしょうか。

どんなにいい会社でも商品でも、“出会いたい人”をお客さんにしない限り、ビジネスが成立しにくい時代です。

だから会社や商品の「らしさ」をラブレターで表現し、ウェブでオープンすることが今後ますます必要になってくると思います。

・キーワードでココロをノックすること

では“出会いたい人”をお客さんにするにはどうすればいいでしょうか。

ラブレターをウェブでオープンして、運よく検索エンジンやソーシャルメディアを経由して訪ねられたとしても、「らしさ」が伝わらなければ意味がありません。

・・・最も重要なのは、こちらの伝えたいコンテキストと連動した「キーワード」である。消費者のほとんどが知りたい情報を得るために検索から入ってくる時代、検索されやすいキーワードを広める「キーワードPR」が、非常に重要な考え方となる。(p31)

ただ「好き」「愛している」とラブレターに書けば、相手の気持ちを動かせるでしょうか。おそらく振り向いてもらえないと思います。なぜなら一方的だからです。

しかし「料理好き」「がんばり屋さん」「みんなの人気者」など、相手にとってうれしいキーワードを入れと、ちゃんと見てくれている、想っていてくれていることが伝わります。

会社や商品の特徴や値段だけを一方的に伝えても、“出会いたい人”がお客さんにならないだけじゃなく、そもそも出会えません。なぜならそれは“出会いたい人”が求めているものではないからです。

“出会いたい人”が求めているものとは、その人にとって役立つ情報です。これがラブレターに書くキーワードになります。お客さんがいくつかのキーワードを組み立てて、欲しいものを自分から探しにいく時代だからです。

・ネーミングで想いをカタチにすること

キーワードでノックされたココロが動き出したようなので、あともう一押しです。

最終的に自分の「らしさ」を受け入れる決心をさせるわけです。では決心させるためになくてはならないものはなんでしょうか。

仮に、小額から運用できるFXを「スモールFX」にしてもいいし、「スモールFX」をキャッチフレーズにしてもいい。とにかく「あなたの会社の商品=スモールFX」という形を作っておく。

そして、戦略PRで「スモールFX」というキーワードを世の中に広め、ブームとして盛り上げていく。(p67)

どんなに伝わる内容でも、名前(ネーミング)がないと誰からのラブレターかわかりません。それに名前(ネーミング)がなければ、他の人に紹介することもできません。

自分の「らしさ」と“出会いたい人”に役立つ情報のキーワードとを、一つの想いとしてカタチにするのがネーミングです。

≪まとめ≫

インバウンド・マーケティングをするには、ラブレターが多くの人につたわり、ひろがり、さがされることが必要です。そのためには、「らしさ」、役立つ情報のキーワード、ネーミングが不可欠だと思います。

実践インバウンド・マーケティング~成功の鍵は戦略PR×インバウンド×CRM~

2013年7月6日

著書 ゆうすけ

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