2015年のブログ活動方針:昨年の振り返りと今年フォーカスしたい知財ネタ
新年あけましておめでとうございます!2015年も引き続きよろしくお願いします。
そこで早速ですが、年明け恒例、今年の活動方針を整理しました。
2014年の振り返り
昨年の1月1日のエントリーでは、活動方針の変更について書きました。1年前の元旦に考えていたことをあらためて読むと、なんか照れくさいけど、自分なりにいろいろ考えてたんだな~と感じます。
活動方針を変更した結果、ブログのコンセプトとぼくの進みたい道がマッチングしてきました。ブログ活動をはじめて2年経ちましたが、一つの山を越えられた気がしています。
以前はブログのコンセプトからはずれてアクセス数をかせぐネタに走りがちでしたが、全エントリー数も590件をこえたので、検索エンジンのみならずSNSからのリピーター確保が今の課題です。
またブログを活用して自分づくりと場づくりの両方にチャレンジした結果、それもカタチになってきたと感じています。今年もウェブとリアルの両方でシナジーを生みたいですね。
ちなみに2014年は最高で月51800pvでした。今年はpv数にこだわらず、自分が記録に残したく、必要としている人に伝われるエントリーを心がけていきます。
2015年フォーカスしたい知財ネタ3つのエントリー
そこで今年フォーカスしたい知的財産に関するネタは以下の3つです。
地域の知的財産活動の実態
知的財産活動が必要なのは大きい会社だけではありません。小さくても技術力のある地方の会社、歴史があるけど承継できない地方の会社など、地方にも知的財産の課題は盛りだくさん。
各メディアでも地方の知的財産活動について報道しはじめています。ぼくはそれらの記事や自分で仕入れた情報に、専門家としての知見を加えて発信していきます。
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ライセンスビジネスの研究結果
このエントリーのニーズが高まってきたのを感じています。特許の活かし方や非公開なノウハウの保護方法など、製品から技術で儲けるビジネスモデルへの転換には欠かせない戦略です。
特に外国の会社へ日本の技術を提供するライセンスビジネスは、中堅企業でも検討すべき時代がきています。そんな会社にもわかりやすい情報発信を心がけたいです。
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スタートアップに役立つ知的財産の考え方
本ブログのメインテーマでもあるスタートアップへの情報提供は今年も継続します。資金不足のスタートアップが知的財産を気にするときに役立つ考え方をまとめていきます。
契約内容はイグジットに影響するし、マーケティングには知的財産の保護が不可欠です。タイミングが遅れたせいで、価値ある財産を垂れ流してはもったいないですよね。
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≪まとめ≫
というわけで、世の中の動向や読者の反応を見ながらピポッドしつつ進んでいくと思いますが、2015年もよろしくお願いします。
2015年1月1日
著者 ゆうすけ
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