ゴルフには人生の教訓があてはまると想う-自分のフォームを決める
これは万年120オーバーのゴルフっぺ大将がアベレージ100切りをクリアするまでのキセキをつづった実録です。
今回のテーマは、「自分のフォームを決める」です。
・フォームの重要性を認識する
ゴルフで最も大切なのは、正しいフォームです。つまりフォームが正しければ、クラブのヘッドにちゃんとボールがあたるし、このボールは真っ直ぐ飛びます。逆に、ボールに当たらない・トップ(ボールの上にヘッドがあたる)・ダフる(地球を掘る)・シャンクする(かする、明後日の方向に飛ぶ)ということは、フォームが正しくない証拠です。
人生の教訓でいうと、正しいやり方(=フォーム)が大切、ということです。何ごとにも正しいやり方があります。違うやり方では、結果を出せません。出せても、時間がかかってしまいます。また違うやり方は無意識にしているので、規則性がありません。したがって再現できず、同じやり方は二度とできません。だから再度結果を出すのに時間がかかります。なお当然のことですが、人に教えられません。
・正しいフォームを教わる
ゴルフの場合、正しいフォームはレッスンプロに指導してもらうのが手っ取り早いです。我流ではいつまでたっても正しいフォームになりません。なぜなら自分のフォームが正しいかどうか判断できないからです。またレッスンプロがいれば、正しくないフォームをその都度修正してもらえます。つまり最短ルートで上手くなれるわけです。
そもそも正しいやり方(=フォーム)とは、先人の知恵から学ぶものです。それが最も手っ取り早く、かつ間違いがありません。そして教わった正しいやり方のエッセンスを真似るのが、早く成長する条件とも言えます。世の中にあるものは全て過去の蓄積です。
・自分に合うフォームを自分で決める
では教わったフォームに絶対服従しないといけないのか?教わったフォームを忠実に真似できないとダメなのか?というと、答えはNoです。なぜなら人それぞれ体力・筋力・柔軟性・骨格があるため、教わったフォームが自分に合っているとは言い切れないからです。教わったエッセンスをちゃんと取り入れれば、自分に合うフォームを自分で決めてもいいし、そのフォームは誰が見ても自然です。逆に個人の特性をとらえて指導してくれるレッスンプロは信用できます。
同じく、人生においても先人に正しいやり方を教わるのは重要ですが、先人が自分にとって常に正しいというわけではありません。性格・環境・境遇・タイミングが影響するため、自分に合うやり方は自分で決めるべきです。こうすれば、誰かに依存したり束縛されたりしないので、心から人生を楽しめます。
今回の教訓
教わったり真似たりするのはあくまでもエッセンスのみで、最終的なやり方(=フォーム)を自分で決断することが大切で、そのためには日々学ばなければならないと思います。
2013年6月25日
著書 ゆうすけ
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