仕事選びに失敗しないためには?何をしたいかよりどう生きたいか考えるのが先!
「ゆうすけさんは、弁理士としてどういう方向性を考えているんですか?」って聞かれることがあります。特に、自分のキャリアの方向性に悩んでいる人たちに。
もちろん聞かれたら、ぼくが思い描いている青写真をお話しています。でも、その青写真を描く前に、実は、どう生きていきたいか?ということを考えてるんです。
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どう生きたいかを考えたほうがいい
仕事選びで一般的に言われているのが、好きなことを仕事にすべきか?得意なことを仕事にすべきか?という選択。これは人それぞれだから、どっちでもいいと思うんです。
ただ、どちらを選択するにしても、その大前提となるのが、どう生きていきたいか?とか、どんな自分でありたいか?ということではないでしょうか。
たとえば、人に命令されず全て自分の意思で生きていきたければ、社長になればいいわけです。じっくり一つのことに没頭して生きていきたければ研究者、人を楽しませるのが自分の生きがいならお笑い芸人がむいているかもしれません。ペコペコちまちま働く生きかたをしたくなければ、デイトレーダーだってありです。
全て自分の理想の生きかたから逆算した職業の選択プロセスです。
ぼくの場合、自分のキャラクターと専門性を活かし、プロ野球でいう外国人助っ人みたいな、わりとフリーにフットワークよく生きていきたいと考えているので、弁理士や社外役員の仕事がフィットしています。
ちなみに、小学校の卒業文集には、将来の夢で「探検家」と書いていました。きっと新たな発見に生きがいを感じるタイプなんでしょうね。
だから、自分のキャリアの方向性に悩んでいる人は、まずどう生きていきたいかを考えみることをオススメします。具体的な職業の選択はその後、っていうか、どう生きたいかを自覚できれば、職業も絞られてくるはずです。
会社員という選択肢しか残らなかったとしても、職場の選択プロセスは同じです。明るい職場でワイワイと働く生きかたをしたければ、環境に定評があるIT企業にいくとか、職人気質でコツコツ働く生きかたをしたければ、法律事務所とかいいかもしれません。もちろん、会社員であれば会社に貢献することが大前提です。
ましてや、とりあえず資格取ろうとかありえません。こういう人に限って、資格取った後に自分の思い通りに仕事ができなかったり、人間関係がうまく行かなかったりして、転職や資格の登録抹消とかしちゃうわけです。
≪まとめ≫
というわけで、ぼくにとって弁理士という資格はツールに過ぎません。生きていくための便利な道具です。だから今後も道具の活用方法を考えながらどう生きて生きたいかという青写真を描き続けます。
2015年3月27日
著者 ゆうすけ
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