スコア１２０オーバーでも接待ゴルフで最低限知っておくべき５つのマナー

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お客様と仕事以外でコミュニケーションをとれる関係を築くことはとても大切です。特にゴルフは健康的だし、何より自然の中でする会話は気持ちがいいものです。そのため一歩深いお付き合いをするのにうってつけな機会ではないでしょうか。

しかしまだ大してうまくないうちにゴルフに誘われることもあります。欠員の穴埋めかもしれませんが、せっかくのお誘いを断るのはもったいないです。

そこでスコア１２０オーバーが接待ゴルフを乗り切るために最低限知っておくべき５つのマナーをまとめました。

１．とにかくプレーに集中する

まずはこれしかありません。１つでもスコアを減らす努力をすべきです。ショットで一喜一憂している暇は無駄です。お客様はそんな姿もしっかり見ています。

またカートで移動する場合、運転やリモコン操作はゴルフの上手な人におまかせすればいいと思います。それがたとえお客様でもです。なぜなら上手な人はサッサと前に進みたいからです。

ちなみに接待だから気の利いたことを話すとか、仕事の話をするとか、そういうのはせめて１００前後でまわれるようになってからだと思います。

２．次のショットを考えてクラブを持ち歩く

つまりモタモタしないということです。クラブを何本か持ち歩かないと、いちいちカートに取りに行く時間が無駄になります。

たとえば残り１２０ヤードなら、７番アイアンでワンオンが狙えます。この場合、次のショットをパターと考えれば、７番アイアンとパターを持って移動すればいいようにも思えます。

しかしグリーン周りにバンカーがある場合、７番アイアンのショットがミスればバンカーに入ります。だから７番アイアンとパターだけではく、サンドウェッジ（SW）も持っていったほうが無難です。なおサンドウェッジはラフにも対応できるため、アプローチにも便利です。

３．林の中のボールを探しすぎない

紳士的なゴルファーはボール探しを積極的にしてくれます。それは他のメンバーにもいいスコアでまわって欲しいと願っているからだと思います。お客様がミスショットのボール探しをしてくれるのは本当にありがたいことです。

しかし林の中に入ってしまうとボール探しは一苦労です。葉っぱや枝がゴロゴロしているためボールが埋もれてしまったり、木の根っこに隠れてしまったりします。そのため見つかるまでけっこう時間がかかります。

このような場合、積極的にボール探しをあきらめたほうが無難です。OBと同じように、２打ペナルティで打ちやすいところから打つことで、ドツボにはまることを回避できます。例えば１打目に打ったボールが見つからなければ、ボールが落ちたと思われる場所に近いフェアウェイから２打ペナルティで４打目を打つ、という措置になります。

４．ミスショットしても暗くならない

緊張して力が発揮できない、練習よりもヘタクソ、なんてことはよくあります。それも実力のうちです。ダフったり、チョロったり、カラぶったりしても、落ち込む必要はありません。現実を受け入れましょう。

またゴルフは人間性が出るスポーツです。スコアが悪い、進行が遅れてお客様に迷惑をかけている、と考えると暗くなりがちですが、暗くなっても仕方がありません。お客様も楽しくゴルフができなくなってしまいます。

とにかく平然としているのが一番です。お客様はミスショットで残念がるリアクションも見るより、次のナイスショットを見たいはずです。

５．ゴルフが好きなことをアピールする

下手くそだろうがなんだろうが、ゴルフ好きの人がゴルフ好きの人を悪く思うことはありません。むしろ一生懸命前向きにゴルフに取り組む姿勢は好感を与えます。ゴルフがうまい人もみんな努力してきたからです。

プレー中にワンポイントアドバイスをもらうのもいいと思います。またプレー終了後には結果を素直に反省する姿勢を見せることも大切です。開き直ってしまうと、ゴルフをなめていると勘違いされてしまいます。

練習不足や当日の体調など、スコアが悪かった原因を正直に話しましょう。そしてレッスンに通うとか週１で練習をするとか、今後のやる気を伝えれば次また誘ってもらえるはずです。

まとめ

ゴルフはお客様との関係を深めたり、新しいお客様と出会ったりする切っ掛けの一つです。それは今も昔もかわらないと思います。そしてスコアばかりでなく、ゴルフスタイルがその人の評価になることもあります。ゴルフは仕事ではありませんが、仕事とつながっていると考えたほうがいいと思います。

スコアが良くも悪くも平常心を保ち、お客様と楽しい時間を過ごせることが何よりではないでしょうか。

２０１３年５月２０日

著書　ゆうすけ

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