国家資格で一番マイナーな弁理士とは?知財とは?
弁理士って、便利屋さんでしょ?なんていわれることがちょくちょくあります。まぁ便利といえば便利なんですが、どんなときに便利かはあまり知られていないようです。
そんな国家資格で一番マイナーな弁理士とはなにか?また弁理士があつかう知財とはなにか?をわかりやすく説明します。
弁理士とは、新しい発明を国に登録したいお客様のお手伝いをする専門家です。つまり特許のプロフェッショナル。その他にも、ネーミングは商標として国に登録できます。
また知財とは、「知的財産」の略で、発明やネーミングなど形はないけど財産として価値があるものをいいます。身近な例だと、スマートフォンのタッチパネルの技術的なアイデアが発明、商品名「iPhone(アイフォーン)」がネーミングです。
人気商品の発明やネーミングは真似されやすいため、特許や商標をとって守ることが必要です。しかし法律の知識やノウハウがないと大変手間がかかります。そこで特許や商標の専門家である弁理士が登場します。
弁理士はお客様の大切な発明やネーミングをどうすれば守れるか、つまりどうすれば特許や商標がとれ、その人のものと証明できるか一生懸命かんがえます。そして一番の腕の見せ所は、既に世の中にある発明やネーミンと差別化することです。ここが他とちがう!という差別化ポイントを見つけて、そのポイントで特許や商標をとれるように全力をつくします。
このため最新情報を常にチェックしています。話題の新商品やサービスのニュースのみならず、あの企業が〇〇〇という発明で特許をとろうとしている、□□□というネーミングで商標をとろうとしている、などニュースになる前の情報もチェックしています。
まとめ
弁理士がもつ知財の知識やノウハウをビジネスに活用すれば、ライバルと差をつけることができると私は捉えています。
2013年5月18日
著書 ゆうすけ
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