士業でステップバックに成功する秘訣
このままの自分でいいのかな?自分はいったい何がしたいんだろう?そんな風に思ったことがある人、少なくないんじゃないでしょうか。先行きの見えない時代ですからね~。
しかしそう思っても、行動しなければ何もかわりません。こんな会社やめてやるー!っていつも言ってる人ほど、何もしていない場合がほとんどです。時間は待ってくれません。
やるなら早いうちがいい。一度後退したしても、とったリスクが大きなリターンとなって返ってくる可能性を秘めているから。それがステップバックという概念です。
脱サラして資格を目指すのも一つのステップバックでしょう。ちなみにぼくは弁理士になってステップバックに一先ず成功したと感じています。
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士業とライフワークをリンクさせる
ステップバックとは、自己実現や自己成長のために、当面の収入や地位が下がっても、あえて一時的な後退を選ぶキャリアの考え方。バックという言葉からマイナスなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、ステップバックの概念は「自らあえて後退する道を選ぶ」というものです。
<引用:2014/11/30 u-note 「後ろに下がることで見えてくるものもある。あえて後退を選ぶキャリア「ステップバック」」>
ステップバックの大原則は以下の3つです。
〇明確な目標を持つこと
〇マイナス要素をも受け容れられること
〇感情的な理由で後退を選ばない
しかし士業を目指す人って、会社勤めがイヤだからとか、手に職つけて安定したいとかいう動機が多い気がします。なんか志が低いというか、資格を取ることが目的になってしまい、取った後のことを考えている人っているのか疑問です。
それではステップバックに失敗するかもしれないし、そもそも合格も程遠いです。資格をとった後が本当の勝負。どう差別化していくかを考えないと、埋もれてしまうでしょう。
資格をとってステップバックに成功する秘訣は、士業とライフワークとをリンクさせることだとぼくは考えています。半永久的につかんだ知恵を、仕事とプライベートとで分けたらもったいなくないですか?
ライフワークとリンクさせる方法はいろいろあります。地域活動の貢献するとか、困っている知人を助けてあげたりとか。ぼくのようにブログで情報発信するのも一つです。そうすることで人との出会いや新たなチャレンジへの切っ掛けがつかめると思うんです。
≪まとめ≫
ステップバックをする前だけじゃなく、した後も、これでよかったと思える結果にならないと残念です。そのためには、ちゃんと計画した上で、大胆に行動してください。
<関連記事>ステップバックが自己成長と目標実現につながる考え方とシミュレーション
2014年12月1日
著者 ゆうすけ
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