アウトプットしたいことを漏らさず書くならチェックボックスとフセンを活用しよう
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教育論
仕事をしているとお客さんからいろいろな資料をもらうことがあります。たとえば、今回の特許の内容はこんな感じですって箇条書きでかいた提案書みたいなもの。特許取ったるぞー!って想いがつまった書類なんですが、よくよく見ると同じことや不要なことが書いてあったりします。
また読書とかネットサーフィンでキュレーションしたネタもたくさんあるけど、どれを使ってアウトプットしたらいいかわからなくなるときがあります。迷っているうちに、ポイントが絞れなくなってきて、よくわからないまとめ方になってしまうこともあるんじゃないでしょうか。
そこでアウトプットしたいことを漏らさず書くならチェックボックスとフセンの活用がオススメです。
書きたいネタの横にチェックボックスを書く(赤枠内)
まずお客さんからもらった企画書やキュレーションしたネタ帳をプリントアウトします。そして企画が箇条書きされた部分やキュレーションネタの横にチェックボックスを一つずつ書きます。これでまずは自分がアウトプットしたい部分を明確にすることができました。チェックボックスがあると、文書の作成中に何をアウトプットしたかったか忘れないようにできるんです。
そして実際に書き込んだら、チェックボックスにチェックを入れます。こうするとで後々になってその部分を本当に書いたかどうか確認する必要がなくなるわけです。またたまにチェックボックスつくったけど、やっぱ書くのやーめたってこともあります。そんなときはチェックボックスの横に「OK」とか自分でわかるマークをつけておきます。これで、あ、これはもう書かなくていいんだって一目でわかります。
書く場所を迷ったらフセンを貼る(赤枠)
しかし書きたいとは思っても、どの部分に書いたらいいかわからないときがあります。特許の出願書類の場合、「特許請求の範囲」欄か?それとも「発明の効果」の欄か?とか。ブログ記事だったら、ヘッダー部分か?それともメイン部分か?とか。そんなとき無理して適当なところに書いちゃうと全体のバランスが崩れてリカバーに時間がかかることもあります。だから、後で書くよーって自分でわかるようにそのチェックボックスの横にフセンを貼っておきます。
ここで単にフセンを貼っただけじゃ意味が半減します。このとき(または後ほど)書きたい部分がわかったら、その部分の名前をフセンの両サイドに書いておきます(黄色枠)。なぜ両側に書くかというと、冊子や本を閉じたときに、内側が見えなくなってしまうからです。また外側だけだと目に止まりにくく、結局漏れてしまうことがあります。
≪まとめ≫
慣れないうちは一文一文書くのに時間がかかるので、頭を使わなくていいところを省エネで効率よくするテクニックも大切です。何を書くべきだったか?何が書きたかったか?お客さんの注文やキュレーションネタを漏れなく書けているか?などチェックに時間をかけるのはもったいない。逆にチェックの時間は短縮できる部分なので、工夫次第でアウトプットがより早くなるでしょう。
2014年5月23日
著者 ゆうすけ
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