ゴルフには人生の教訓があてはまると想う-立ち止まる勇気
ゴルフの連載をはじめてから約3か月がたちました。もともと連載をはじめた切っ掛けは、スコア100を切るまでの軌跡を残しておきたいと思ったからです。
そこでまずはスコア120をコンスタントに切ることを目標としました。そしてこの3か月間マンツーマンレッスンに通い、その成果をコースで試しましたが、いい結果は出ませんでした。
そこで今回は、「一歩立ち止まる勇気」について考えてみました。
・がむしゃらにやっても疲れるだけ
仕事や勉強は楽しんでやるべきってよくいいますが、楽しい瞬間って、何かしら達成感や充実感があるときだと個人的には想ってます。達成感や充実感がないのに楽しいと想えるのは、趣味の領域かもしれません。
おそらく得られるであろう達成感や充実感があるから人はがんばれるし、それが得られたらグッと成長します。そしてその達成感や充実感で大切なのは、コトの大小より数です。
つまり誰もが認める結果を出すために何年もがんばり続けるより、自分とその周りの人にしかわからない結果を短期間にたくさん出すべきです。なぜなら結果を出したことが実績となり、そして自信につながるからです。
大きな目標を立てることは必要です。しかし大きすぎてがむしゃらにやって疲れるくらいなら、その目標を細かく分けて一つずつクリアしたほうが心身共に健やかでいられると想います。
・原因の分析と今後の対策を立てる
がむしゃらにやってまずいのは、間違ったやり方に気づかないことです。そうなるとますます結果が出なくなります。
ゴルフの場合、シャンク、ソケット、ダフリ、スライス、フック、てんぷらなど、症状は様々です。それらを修正するには、何に原因があるのかしっかり分析しないといけません。それも深く深く。
僕の場合、トップスイングから打ち下ろすときに右手が悪さしているようです。なぜ右手に力が入ってしまうのか?なぜ右手でスナップを効かせてしまうのか?なぜ左肩から回せないのか?はたまたそもそも指導してもらったスイングが自分の身体能力にあっていないのか?など。
スイング中いろいろ考えてると動きがカタくなってよくありません。しかしいくつかの原因(点)を自覚して正しい位置にしなければ、自分にあったスイング(線)にはならないのではないでしょうか。
・究極の原因は費やした時間が少ないこと
ぼくは3か月間レッスン受け放題プランを申し込んで、1回50分のレッスンを週2~3回受けました(計38回)。つまり3か月で少なくとも約38時間の練習はしたことになります。
週2~3回というのは理想的なペースのようです。しかし冷静に考えると、3か月ではたったの38時間しか費やせていません。これでは結果が出せなくても仕方がなく、納得もできます。
そしてレッスンだけが全てではないはずです。プロのスイングならYouTubeでいくらでも研究できます。また家でエアゴルフしたりクラブを握ったりするくらいなら、忙しいときの息抜きにもなるはずです。
≪ピッタリナまとめ≫
がんばり続けることは大切ですが、緩急が大切です。基本的には息切れしないペースで一歩一歩進むべきでしょうが、ときにはジャンプすることも必要だし、立ち止まって次の一歩をどうするか考えるのも必要です。
2013年8月25日
著書 ゆうすけ
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