バカ売れしたウェブサービスのタイトルを社名にしちゃった7つの事例
ウェブサービスのタイトルも社名もなかなか決められない><という方に参考にしていただきたいと思います!一発で決められないなら、いろいろトライして、売れたネーミングを使えばいいのです。そうやって先人の成功者たちもしてきました。
そこでバカ売れしたウェブサービスのタイトルをそのまま社名にしちゃった事例集をつくりました。
・LINE株式会社(旧NHN Japan株式会社)
NHNジャパンにより、2011年6月23日に「LINE(ライン)」が開始されました。同年7月には日本初の世界展開アプリになり、9月末には100万ユーザーを突破しました。
そしてサービス開始後わずか1年7か月で、230以上の国と地域で利用され、1億ユーザーを突破。これを機に、2013年4月1日にNHN Japan株式会社から「LINE」「NAVER」「livedoor」のウェブサービスに関する事業を行うLINE株式会社に社名変更されました。
ちなみにNHN Japan株式会社は、ゲームを主力事業として展開してきた経緯から、引き続きを社名として使われています。
・株式会社ミィクシィ(旧株式会社イー・マーキュリー)
1999年6月3日に設立された有限会社イー・マーキュリー(2000年10月に株式会社イー・マーキュリーに変更)により、2004年2月に ソーシャル・ネットワーキングサービスサイト「mixi」が開始されました。
その後mixi の登録者数が250万人以上となり、一日あたりの PV が一億 PV を超えたことから、2006年2月1日に株式会社イー・マーキュリーから株式会社ミィクシィに社名変更されました。
・クックパッド株式会社(旧有限会社コイン)
1997年10月に設立された有限会社コインにより、1998年3月から料理レシピの検索・投稿インターネットサービス「kitchen@coin」が開始されました。
1999年6月にサービス名を「クックパッド」に変更。その後、2004年9月に有限会社コインからクックパッド株式会社に社名変更されました。
・オールアバウト株式会社(旧株式会社リクルートエリアネット西東京)
1993年に株式会社リクルートエリアネット西東京により、2001年2月15日から生活情報サイト「All About」が開始されました。
そして2004年7月に株式会社リクルートエリアネット西東京から株式会社オールアバウトに社名変更されました。
・株式会社ぐるなび(株式会社エヌケービーの旧事業部)
1996年6月から広告代理店株式会社エヌケービーにより、一事業部として飲食店の情報サイト「ぐるなび」が開始されました。
そして2000年2月に「株式会社ぐるなび」として独立されました。
・ランサーズ株式会社(旧株式会社リート)
2008年4月に創業された株式会社リートにより、同年12月から個人間や個人法人間で仕事を匿名で取引できるクラウドソーシングサービス「Lancers(ランサーズ)」が開始されました。
そして2012年5月1日に、株式会社リートからランサーズ株式会社に社名変更されました。
・株式会社BNDeNA(旧株式会社BDNA)
株式会社 BDNAは、株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ディー・エヌ・エーが共同出資して2011 年10月3日に設立されました。
そして両社の強みや個性を融合してソーシャルゲーム市場に新しいムーブメントを起こすことを明確に表現するため、2012年3月27日に株式会社 BDNAから株式会社BNDeNAに社名変更されました。
まとめ
つまり認知度が高いネーミングをつかったほうが、何かとメリットがあるということだと思います。ウェブサービスのタイトルで有名なのに、わざわざ無名な会社名を名乗るのも不自然ということではないでしょうか。
2013年7月4日
著書 ゆうすけ
関連記事
-
ネジだってブランドが大事でしょ!商品名で差別化する工具メーカーの戦略
工具の商品名なんて誰も見てないでしょ!とあきらめたらおしまいです。商品が地味で似たり寄ったり
-
地名+業界内で普通に使われる一般名称のネーミングを商標登録するのは難しい
ネーミングを検討するとき、地名は有効なキーワードです。なぜならその地域の会社や商品を検索する
-
ネーミングにヒトの感覚を刺激するキーワードをつかうとヒット商品になりやすい!
思わず見てしまう、買ってしまう、気になってしょうがない、忘れられない、〇〇〇といえばあれ!み
-
人気のお土産「カリカリまだある?」に学ぶ、ヒットの条件とネーミングの効果
「地域発ヒット商品のデザイン」でぼくが書いたコラムでも事例として取り上げた北海道土産で人気の
-
世界のホンダもやってた!ネーミングと商標登録を同時に検討するメリットとしないデメリット
ぼくはネーミングと商標登録を同時に検討することに意義があると考えているので、これらについて日