センスがなくても簡単にヒットネーミングをつくる方法とは?
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最終更新日:2014/01/04
ネーミング開発
さて前回は、売れてるネーミングの共通点についてお伝えしました。
お客様の悩みや問題を解決したり、お客様の欲を満たしたりする言葉を使い、お客様目線でネーミングすることが大切ということをお伝えしました。
一方で、ネーミングはトレンドも重要な要素です。つまり流行りの言葉を使ってネーミングすれば、ブームかもしれませんが売れる可能性が出てきます。
たとえば、『美活』。グーグルで検索すると約4,980,000件ヒット。
『美活体験記』
『美活倶楽部』
『美活カフェ』
『美活レシピ』
などなど盛りだくさん。
『美活』という言葉がそもそも女性の美容に関する活動を応援する言葉であるため、お客様目線でいいと思います。
そもそも『美活』という言葉は再春館製薬が平成3年11月に『美活湯』という登録商標を取得したのがはじまりのようです。※あくまでも特許庁の記録での仮設です。
その後、資生堂が『美活』という登録商標を平成7年に取得。今では雑誌やらなんやらで『美活』の文字は多く見られます。
つまり流行りそうな言葉にあなたに合うビジネスキーワードをくっつければ、ヒットネーミングになる可能性が高まるというわけです。
たとえば、『美活らーめん』とか。なんか気になりませんか?
※ネット検索でヒットしませんでした。
おしゃれな女性向けのレストランで〆に頼む一品としてメニューに入れれば高い注文率をゲットできるのではないでしょうか。『美活』と『らーめん』の異色の組み合わせが反響を生みそうです^^
なお登録商標の調査は、その言葉がいつごろから使われ始めたかを確認するためにも活用できますよ☆また当然、他人の先行登録商標がないか確認する必要があるのでご注意ください^^
あなただけのネーミングを早いうちからウェブで発信し、ネット上に『マイゾーン』を構築できれば強力な武器になりますよ^^
ぜひネーミング戦略の一つにご活用ください。
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