『肉まん』の由来/意味-ルーツは何気にグロい!?
【冬のコンビニ定番商品のネーミングに驚きの由来が!!??】
みなさんにとって冬のコンビニ商品の定番と言えばなんですか?私にとって圧倒的な定番商品は『肉まん』です。
木枯らしが吹く12月の寒空の中、かじかんだ手でほっかほかの『肉まん』を両手でつかんでほおばるあの瞬間、じわ~っと身も心もやすらぐ感覚を覚えています♪
さてそんな冬のコンビニ定番メニュー『肉まん』のルーツは、三国志時代の中国にさかのぼります。
当時、川の氾濫を静めるために人の頭を神に供える信仰のある町がありました。その町を通りかかった名軍師・諸葛孔明。
部下を犠牲にしてまでその町の信仰に従うことはできませんでした。
そこでこの信仰をやめさせるため、人の頭の代わりに、こねた小麦粉の中に肉を詰めて人の頭の形にしたものを供えよと命じました。
すると見事に川の氾濫が静まり、諸葛孔明は川を無事に渡ることができました。
この人の頭の形に似せて小麦粉の中に肉を詰めたものを饅頭(まんとう)といい、これが日本の饅頭(まんじゅう)の起源となりました。
日本では大正時代に新宿中村屋がはじめて販売し、いつしか『肉まん』と呼ばれるようになりました。
つまり「肉詰めまんじゅう」の省略形が『肉まん』ということになります。こんな昔から略語のネーミングが人々に愛着を持たれていたことに驚きです!
ってか、人の頭が由来だったとは。。。でも僕は肉まんをこよなく愛し続けます^^!
ところで、『肉まん』と『豚まん』の違い、みなさんご存知ですか?
これは関東と関西での呼び方の違いです。関東では『肉まん』、関西では『豚まん』。
なぜなら、関東で『肉』と言えば、牛肉・豚肉・鶏肉など食肉全般を示しますが、関西で『肉』といえば、牛肉を示すからです。地域に応じたネーミング戦略が必要ということですね☆
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