ボロクソでも言われてるうちが花!客観的に意見してもらうことの大切さ
公開日:
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最終更新日:2014/09/24
教育論
弁理士という肩書はやっぱり威力あるな~と思います。知らない人は知りませんが、知ってる人からは、ほほ~っと一目置かれるようです。珍しいし、響きが「弁護士」っぽいし(笑)。
だから、意識はしてなくっても、偉そうにしてるのかな~とか、調子こいてるかな~とか、想うときがあります。元来、ぼくはそういうキャラではないんですが、有資格者としての威厳とか迫力とかもやっぱり大切なので、そういうときは注意しています。
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言われてるうちが花なんです
そして、年もとってきたからなおさら、客観的に意見してくれる人が少なくなったな~と感じます。それ理由は、成長してる(はずだ)からこいつには意見しなくても大丈夫だなっていうのと、こいつには意見しても仕方がないなっていうのと、二つあると思います。
前者は喜ばしいことです。そうやって客観的に評価してくれてもらえるのは、がんばってきた成果だからです。がんばってるね、よくできてるね、すごいね、なんていうたったひと言でも飛び上がるくらいうれしくなります。
一方、後者はまずいことです。おそらく「意見しても仕方がない」と思われる理由がちゃんとあるからです。考えられる理由は、前々から言ってるけど全くカイゼンがないとか、やる気を感じられないとか、態度が悪いからとかでしょう。
たとえボロクソに言われても、その意見に腹立って、あんたにそんなこと言われる筋合いはない!と思うってことは、そのことを自覚しているからではないでしょうか。意見してくれる理由を、ちゃんと考えるべきです。
それと、意見してくれる人の背景にも意識すべきです。まったく境遇が違う人に言われたら、はぁ?って思いますが、実は境遇が同じだったり似たような体験をしてきたりしてると、これ以上適切なアドバイザーはいないわけです。
≪まとめ≫
というわけで、弁理士という肩書を有効活用しつつ、自分の現状をちゃんと見極め、時には客観的にボロクソに言われた意見を大切にして、自分の道を、引き続き見極めていきます。そしてそんなボロクソに言ってくれる先輩や友人がいて幸せと感じつつ、それにも甘えず自分にできることで恩返ししていきたいと思います。
2014年9月23日
著者 ゆうすけ
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