士業が考えるべき自分のキャラクターと業界内でのポジショニング
photo credit: Ben K Adams via photopin cc
ぼくが弁理士になろうと思った理由の一つに、自分のキャラクターを活かせる業界であること、というのがあります。
業界内のレアキャラになればチャンスあり
ぼくは人と話をするのが好きです。人に対する興味は人一倍あると自負しています。その人がなぜその仕事をするようになったのか?なぜその会社にいるのか?なぜ仕事以外の外部活動をしているのか?などなど。その人のルーツを知ることが、その人と親しくなるはじめの一歩と考えています。
そういう性格のおかげか、いろんな人と知り合い仲良くさせてもらうことが多くなりました。そしてぼくの性格のことをほめてくたり、その人の知り合いを紹介してくれたりしてもらう機会が増えてきました。そういうことを繰り返していくうちに、自分の存在に自信が持てるようになったかもしれません。
そうはいってもすごく友達が多いとか、テンションが高いお祭り男かというと、そうではありません。一人でいる時間も好きで、本読んだりブログ書いたり、ひっそりとコツコツ打ち込むほうが性に合ってるかな~と思うときもあります。正確性を求められる仕事も得意です。決して飲み会が得意なマッチョ系営業マンではありません。
そんな対外的な性格と対内的な性格とがあいまって、弁理士という仕事はぼくのキャラクターに合っているだろうと思ったんです。お客さんとのやり取りをスムーズにこなす柔軟性や、精密度の高い仕事も最後まで責任もって仕上げる持久性。地頭がいいとは決していえませんが、大抵のことは知識を補充しつつ乗り切ってきました。
そういったキャラクターのおかげで、仕事での実績も残せてきました。そのため弁理士の業界ではだいぶレアキャラになったんじゃないかな~思います。お会いする人からも、ぼくのような弁理士には会ったことがないと言われることがけっこくあります。外部活動している弁理士が少ないというのもぼくのキャラを際立てているようです。
≪まとめ≫
ぼくが広告業界とかにいったら目立たない存在になっていたような気がします。そこまでガツガツオラオラ系ではないんで(笑)。自分のキャラクターがそのまま強みになり業界内でレアキャラになれるポジショニングができれば、きっと仕事も面白くなるんじゃないでしょうか。
2014年7月27日
著者 ゆうすけ
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