2013年文具・販促品展示会で見つけたオモシロネーミングのまとめ
毎年6月頃に東京ビックサイトで行われるデザイン・販促品・文房具の総合展示会に行ってきました。2013年は6月26日(水)~28(金)の開催。すごくたくさんの人が来ていて盛り上がっていました。
文具・製紙製品展、販促EXPO、雑貨EXPO、DESING TOKYO、ファッション雑貨などが同時に開催されます。広い会場内に大きいブースから小さいブースまで、いろいろな商品やサービスが紹介されていてとても楽しいです。
そこで今回の展示会で見つけたオモシロネーミングをご紹介します。
・maki maki(まきまき)
「maki maki(まきまき)」は、持ち運びできるよう、小さいプレートにオシャレテープの一部を巻きつけるグッズのネーミングです。
グッズのコンセプトと機能を表現したわかりやすいネーミングです。
・楽楽ハンコ(らくらくはんこ)
「楽楽ハンコ(らくらくはんこ)」は、実印や認印がその場で作れるハンコの自動販売機のネーミングです。
簡単につくれるという意味の「楽々(らくらく)」の字を「楽楽」にして遊び心を演出しています。
・ハリマウス
「ハリマウス」は、片手でテープを貼れる文房具のネーミングです。
「貼ります(はります)」と「マウス」を組み合わせたコトバです。確かにネズミっぽい!
・cocofusen(ココフセン)
「cocofusen(ココフセン)」は、ケースの裏面に粘着テープがついた付箋(ポストイット)のネーミングです。
手帳などに貼り付けて「ここ(coco)に付箋(fusen)がある」とわかりやすく表現しています。
・picpa(ピクパ)
「picpa(ピクパ)」は、デザイン性のあるパッケージにピンやクリップを入れた商品のネーミングです。
「pin(ピン)」、「clip(クリップ)」、「package(パッケージ)」の頭文字を組み合わせたコトバです。
・反則(販促)マーケティング
キャッチコピーですが、うまい当て字だと思いました^^
・favorist(フェイバリスト)
「favorist(フェイバリスト)」は、販促品やノベルティーグッズのブランドネーミングです。
「お気に入り」という意味の「favorite」と、「一覧」という意味の「list」を組み合わたコトバです。単なる販促品カタログでは高級感を感じます。
・きゃぷらも
「きゃぷらも」は、キャラクターをプラモデルにするサービスのネーミング。販売物としても販促品としても利用できるようです。
ペットボトルの「キャップ」と「プラモデル」とを組み合わせたコトバです。
・そうじの神様
眼鏡ふきのネーミングです。
「そうじの神様」シリーズは他にもあるようです。
・香りマーケティング
ヒトによって好きな「香り」はちがうため、マーケティングになるようです。
「香り」を商標登録できるようになったらよりニーズが増えるかもしれません。
・販促花子
販促品マーケティングのブランドネーミングです。
・プニプニ
「プニプニ」は、動物の顔型のメモ帳スタンドのネーミングです。
顔や花の部分をプニプニ押すと、メモが押し出されてきてオモシロかったです。
・コトPOP(コトポップ)
商品説明用のキャッチコピーやセールス文章を提案するサービスのネーミングです。
商品のストーリー(ものごと)を「POP」にしたという意味があります。
まとめ
普通のネーミングの商品ブースより、オモシロくてわかりやすいネーミングの商品ブースにお客さんがいっぱいいました。やはりお客さんの興味をひくネーミングにすることをとても大切です。
2013年6月29日
著書 ゆうすけ
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