ブログタイトルを変更しようか迷っている人へ フレームワークの紹介
ブログのタイトルは、ブログのコンセプトを一言で伝える大切なものです。
タイトルだけでブログに興味をもてるようにすべき、というのは言い過ぎではありません。なぜならほとんどのユーザーは、そのブログのコンセプトやビジョンにはじめは興味がないからです。
ブログのタイトルで伝わり方がちがう
プロブロガー・イケダハヤト氏は、ブログのタイトルを変更したエピソードを著書の中でこう語っています。
独立したばかりの2011年4月、ぼくはブログのタイトルを「ソーシャルウェブが招く未来」から「NPOにマーケティングの力を!」に変更しました。・・・ブログタイトルというかたちで「NPOがマーケティングの力を活用できていないのはおかしい。ぼくはそれを解決してやるぞ」と宣伝したわけです。
タイトル変更にはそれ以上の意味はなかったですが、変更から数日たって、数名の方々から突然、問い合わせメールがやってきました。(「旗を立てて生きる」p177)
つまりブログのタイトルは、自分が活動していることを人に伝える「旗」になるわけです。街の中に、「〇〇歯科」や「□□内科クリニック」という看板を見かけますが、これと同じ原理です。歯が痛い患者さんにとって「〇〇歯科」は願ってもない「旗」なのです。
ブログタイトル3つのポイントとフレームワーク
ブログのタイトルを決めるときに最も大切なのは、少なくとも一人の読者に「あ、これ自分に必要なブログだ!」と思わせるものにすることです。そう思わせるための3つのポイントとフレームワークは紹介します。
1.見てほしいユーザーを主語にする
2.見てほしいユーザーが困っているキーワードを入れる
3.見てほしいユーザーにどう役立つかわかりやすくする
このブログのタイトル『ネーミング戦略活用辞典』はこんな感じです。
必ず1~3を入れなければらないということはありません。1つだけでもブログのコンセプトが伝わればOKです。またこのフレームワークはサブタイトルを決めるときにも活かせます。
まとめ
立ち上げたばかりのブログは記事数が少ないため検索エンジンで探されにくいものです。そこで最初はSEOで最も効果が高いブログのタイトルに主要なキーワードを入れることをオススメします。検索エンジンで探されるということは、見てほしいユーザーに伝わった証です。
2013年6月22日
著書 ゆうすけ
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