中小企業の成功事例集もある!新しくなった特許庁のホームページ3つの見どころ
特許庁のホームページってころころ変わるんですけど、今回も突然だったんでおどろきました(笑)。ぼくも法律や審査のルールでわからないことがあってグーグル検索すると、特許庁のホームページに飛ぶことがけっこうあります。だから利用する価値はあるはずなんですが、情報が豊富すぎてどこを見たらいいかわからないのも確かです。
その点リニューアルされたホームページは見やすさを意識してつくられたと感じます。そこでせっかくなのでよりわかりやすいように、新しくなった特許庁のホームページに掲載されている3つの見どころを紹介します。ちなみに画面が自動的に切り替わるので、タイミングよくクリックするか切り替えを停止してください。
料金が安くなるよ!
©特許庁2014
まず1つめは、今年(平成26年)の4月1日から特許料と審査請求料が安くなるというトピックです。でも対象は、個人事業主か従業員20人以下の法人かスタートアップです。つまり小さな会社を応援するための料金改定ということです。
料金軽減の対象の場合、証明書の提出も必要なので気をつけてください。
<関連記事>
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特許料等の見直しが中小・ベンチャー・スタートアップの支援になるか?
中小企業の成功事例が見れるよ!
©特許庁2014
いままでも中小企業の成功事例集はありましたが、今回の「知的財産権活用事例集2014」は見やすくなってます。というのも、pdfをダウンロードできるだけじゃなく、特許庁の紹介ページ上にリンクがはられれて、見たい会社の事例をすぐにチェックできるんです。
©特許庁2014
タテの列には会社名にリンクがはられ、ヨコの列には特許や意匠や商標以外にも、共同研究開発やブランド向上などそれぞれ該当するところに●(黒丸)がしてあるのでとても見やすくかつ選びやすくなってます。
定期購読用の電子ブックもあるよ!
©特許庁2014
あとはその時期の旬なテーマを掲載した電子ブック(pdfあり)も掲載してあります。
≪まとめ≫
特許庁のホームページには、他にも特許をはじめて検討する人向けのページや動画チャンネルもちゃんとあります。けっこう見ごたえあるし、必要な人にとっては役立つはずですので、活用することをオススメします。
2014年3月28日
著者 ゆうすけ
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