IT系関係者は要チェック!4コマ漫画でわかる著作権「こぴーらいとビギナーズ」
ウェブサイトの運営者にとって、著作権は頭が痛い問題の一つです。なにがセーフでなにがアウトか?セーフとアウトの境界は?などわからないことが多いでしょう。
ITビジネスにおいて、著作権は防御策にも障害にもなります。そのため最低限の知識は持っておいたほうがいいはずです。しかし著作権の世界は、明確な答えがなくまだまだグレーです。しかも日本は海外より著作権に厳しい国です。そのため対策しだしたらきりがありません。
そこでこまめに著作権を意識することが大切になってきます。何かトラブルがあってから手遅れにならないために。そんなIT関係者にとって、一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のスマホ専用サイト「こぴーらいとビギナーズ」は著作権を漫画でわかりやすく解説しています。
ACCSは、IT系の著作権に関するQ&Aや著作権侵害事件の最新ニュースを発信しているサイトです。ぼくも調べ物したり協会の方に問い合わせしたりするなど活用しています。そんなACCSが発信する情報は、IT関係者にも役立つ情報があるはずです。
「こぴーらいとビギナーズ」の主人公は、京ちゃんと勉くんいう学生です。担任の先生を通じて、著作権の問題を理解していくシナリオになっています。そのため対象は、中学生から大学生までの若年層を中心にしていますが、著作権を楽しく学べることを考えれば、その他の方々も見る価値が十分あるでしょう。
≪まとめ≫
自分の著作権は守るべきだし、他人の著作権を踏みにじるべきでもありません。しかし著作権に過敏になりすぎてビジネスが行き詰ってしまうのは、日本の産業自体にも悪影響です。そのため日々少しずつ意識することと、何かトラブルに巻き込まれたときに対応できるようにしておくことが大切です。
2014年1月4日
著者 ゆうすけ
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