ぷらっと寄ってぱっと見つけられる!特許庁の新しい検索システムのガイドブックがわかりやすい!
特許庁も考えましたね!今までの検索システムは「Industrial Property Digital Library」の頭文字をとって「IPDL」っていう名称で運用されてました。この業界の人たちは「アイピーディーエル」って呼んでいました。
ところが2015年3月22日開始(予定)の新システムの名称は、「J-PlatPat(ジェイプラットパット)」といって、由来は「ぷらっと寄ってぱっと見つけられる」です。
そんな特許庁の新しい検索システム「J-PlatPat」のガイドブックが1月16日に更新されていました。
©画像:特許庁
「ぷらっと」寄って「ぱっと」見つけられる!
インターネットを通じて、誰でも、いつでも、どこ からでも、無料で特許情報の検索ができるサービ スとして、「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」 を提供いたします。 特許情報プラットフォーム (J-PlatPat)には、「ぷらっと」寄って、情報を「ぱっ と」見つけられるような、ユーザーフレンドリーな サービスが提供できるようにという願いが込められ ています。
<引用:特許庁「特許情報プラットフォームガイドブック」>※ガイドブックに直リンク(データ量が大きいためご注意)
おそらく「ぱっと」って、この業界だと「patent(特許)」のことを「pat(パット)」って省略して読むことがあるんで、それに引っかけてるんでしょうね。
中身をざっと見ましたが、特許、意匠、商標の検索方法が丁寧に書いたってわかりやすいと思います。初心者の方でもがんばれば十分できる内容です。
こういうガイドブックやマニュアル類も電子化されたので入手が楽になりましたね。以前は紙の冊子のみでわざわざ特許庁にもらいにいったこともあります。
≪まとめ≫
自治体がリリースしている資料や統計データってけっこう仕事に使えるものがあるんで定期的にチェックするようにしています。自分の仕事に関係ありそうな省庁のポータルサイトとか見たらいい情報あるかもしれませんよ。
2015年1月26日
著者 ゆうすけ
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