特許の調べ方-グーグルパテントが便利すぎる!米国特許を調べるならまずコレ
特許制度は世界各国で導入されています。そして先進国では特許公報のデータベースが充実しています。条件検索やあいまい検索もできます。でも検索しなれてないと、時間がかかります。
そんなときはグーグルパテントがおすすめです。特許番号などをググれば公報が見れるすぐれもの。ホント泣けてきますね、便利すぎて。そこでグーグルパテントの使い方をザックリご紹介します。
photo credit: hahatango via photopin cc
1.グーグルパテントで検索
グーグルパテントは、普通のグーグルからも検索できます。検索ウィンドウにうっすら「特許を検索」と表示されているはずです。このウィンドウに米国の特許番号(や出願番号)を入力します。
2.入力した特許番号で検索する
特許番号(や出願番号)を入力すると、その番号にヒットする特許公報をリストアップしてくれます。一番上に表示されているのが検索した特許番号の公報です。それ以下に表示されているのは、この検索した特許公報が引用文献(特許性を否定する文献)になっているものです。
3.特許公報を開き翻訳機能を活用
ここでグーグル先生の翻訳機能をつかいます。直訳なので変なところはありますが、英語でがんばる前に、日本語でザックリ理解しておくとだいぶ違います。
4.PDFファイル(特許公報)をダウンロード
右上のほうに「PDFのダウンロード」というボタンがありますので、PDF形式のデータが欲しい場合はこちらを押すとダウンロードできます(グーグルクロームの場合、左下隅にダウンロード結果が表示されます)。
≪まとめ≫
アメリカの特許はアメリカの特許商標庁が公開しているデータベースでも見れますが、やはりグーグル先生は便利ですね。特許番号や出願人などピンポイントで調べたい特許がある場合はおすすめです。
2014年8月4日
著者 ゆうすけ
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