3.14祝発売!「地域発 ヒット商品のデザイン」 コラム掲載にあたっての感謝と想い
以前、お土産のネーミングと商標登録のコラムを書いたことについて記事にしました。デザイナーさんからもメッセージなどいただき嬉しい限りです。そして本日、いよいよ発売されました。
さっそくアマゾンで購入しましたが、発送はまだ未定です。今のところアマゾンでは一時的に在庫切れの表示が出ていますね。ぼくもいろんなデザインを早く見たいです。
そこでまずは無事に発売されたことを祝し、コラム掲載にあたっての感謝と想いを書きましたのでよろしければご覧ください!
画像©アマゾン
切っ掛けはブログだった
ぼくの活動のうち、自分の本を出すというのは一つの目標です。自分が生きた時間をなにかしら形に残したいからです。また本を出すには、自分の経験やノウハウを体系化する必要があり、最終的には自分のためになると考えていたんです。
夢想したりいろいろ実践したりしても、それが商品というか作品というか、誰かに伝わるカタチになっていないと、結局は絵にかいた餅に過ぎないのかな~なんて風にも思っています。そうはなりたくありませんでした。やるからには、受け身ではなく、自分からいろんな方にアプローチしたい、そう思ってブログをはじめました。
そういうぼくの意識が、活字となって一つの記事となり、それらの記事が集まって今のブログができあがり、運営から1年が過ぎた2014年の年明け早々、一通のメールが届きました。
鳥肌がたった瞬間
毎日いろんなところからメーリングリストのメールやら宣伝メールが100通くらい届きますが、そのメールのタイトルは『売れるお土産物のネーミングに関する原稿執筆のお願い。』という見慣れないものでした。その時ぼくはふと心の中で思いました。「ん、なんだろこのメールは。。。ひやかしのメールかな?」ぶっちゃけ、そんな気持ちで開封したんです。
しかし本文を見たとき、その疑いは一気に晴れ、同時に、鳥肌がたちました。
『私は出版社 株式会社パイ インターナショナル 編集部の〇〇〇と申します。
ブログを拝見して、現在、私が制作している書籍「地域発ヒット商品のデザイン」にて、売れるお土産物のネーミングに関する原稿を執筆して頂きたく連絡をいたしました。』
まじっすかーーー???いや~、たまげました、本当に。 思わず何度も読みましたが、間違いありませんでした。執筆のオファーだったのです。しかも一番力を入れていたネーミングと商標登録に関するネタだったので、感極まるものがありました。これまでもブログの感想やご相談メールをいただいていましたが、またあらためてぼくの活動が伝わった~っと感じた瞬間でした。
デザイナーを支援してブランドを守りたい
というわけで、このオファーには即答でOKしました。本の主な対象が、デザイナーさんや商品企画・開発担当の方だったので、ぼくの使命にもピッタリだったからです。また以前にもお土産のネーミングをネタとした記事を書いていたので、書く内容もだいたいイメージできたのです。
でも前に書いたのだけじゃ物足りないし、誰が読んでもわかりやすい内容にするにはどうすればいいかと、またあらためてお土産の情報収集をはじめました。そうしたらオモシロいパッケージやネーミングのお土産がたくさんあって、どれも参考になるものばかりで事例選びには時間がかかったものの、我ながらいいコラムに仕上がりました。
またヒットしているお土産に共通しているのが、パッケージとネーミングにあるとあらためて実感しました。それらには旅行や出張など地方にいったら必ず買って帰りたいお土産と思わせる力が込められているのです。そして売れればその地域自体も話題になるため、お土産は地域経済の活性化にも貢献しているわけです。
そんな地域の大切な資源であるお土産のパッケージやネーミングを考える方々を影ながら支援すると共に、地域の中小企業や地域全体のブランドを守って健全に事業を展開し、最終的には日本全体を元気にしたい、というのがぼくのビジョンであり、想いです。
≪まとめ≫
最後になりましたが、この度はPIE BOOKS(株式会社パイ インターナショナル)の担当者様には本当に感謝しております。ありがとうございました。ネットの場をかりて、お礼申し上げると共に、引き続きデザイナーの方々の支援に取り組んでまいります。
2014年3月14日
著者 ゆうすけ
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