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保険の無料相談所から学ぶ、距離が近く・わかりやすく・まとめてくるビジネスモデル

公開日: : ビジネスモデル

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今日、奥さんと近所の商店街にある保険の無料相談所にいってきました。ぼくは社会人になってから生命保険と入院保険とがん保険に加入し、10年が経過しました。

そのときもそれなりにちゃんとプランを検討したつもりですが、この10年で社会が劇的に変化したため、保険の見直しも必要かもと考えていました。果たして今のプランが適切なのか?第三者の意見も聞きたかったわけです。

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遠くの親戚より近くの他人がありがたい 

そうしたらちょうど住んでいる街に保険の無料相談所ができました。なんでこんなところにできたのかな~って思っていましたが、実際に行ってみて実感しました。あ、これはニーズあるだろうなって。 

ぶっちゃけ、保険って現金があれば必要ないとおもいます。でも現金って生活費とか養育費とかレジャー費とか前向きなことに使うべきで、万が一ってときに備えて貯蓄に走る人生もつまらないでしょう。だからいざ自分や奥さんの身に何かあったとき、わずかでも一時金を得られれば、1年くらいは今の生活を維持できるかな、お葬式や引っ越しもできるかなって、それが保険の目的と自分なりに考えています。 

でも万が一ってなんだろうって想像しても本当に起きるかわかるわけないし、保険の商材はいっぱいあるし、どうしようかなって思っていたところでの無料相談所だったので、とても助かりました。保険関係の仕事をしている知人もいますが、まったく知らない赤の他人だからこそ気軽に話せることもあります。 

シンプルでわかりやすい説明はありがたい 

そして無料相談では、保険の基本事項からわかりやすく説明してくれました。まずは生命保険のうち、定期保険と終身保険の違い・メリット・デメリット・35歳男性の平均的掛け金・それぞれの掛け金の差、終身保険の解約時にかかる税金の話、定期保険の種類・違い・特長・商材ができた理由と時代背景など、ネットや本で調べれば半日くらいかかりそうな内容を、30分くらいで教えてくれました。 

また生命保険以外の入院保険やがん保険の必要性については無知だったので助かりました。入院の平均日数が18~30日という事実をふまえると、長期入院という可能性は限りなく低くなります。そうなると入院1日あたりにもらえる保険料と保険がきく期間とのバランスで掛け金を決めることになります。入院保険は掛け捨てなため、満期になっても戻ってきません。ならば最低限の掛け金にしておいて、その分有意義に使った方が、よっぽど病気にはならないというのがぼくの持論です。 

ガン保険も大切だと思います。食生活やコンピューターの仕事が増えて生活環境が昔と違うから、3人に1人がガンになってしまう時代になったのかなって感じています。また家系でガンになった人がいるとその影響で発症率もあがるため、少なからずの準備は必要でしょう。 

いろんな商材を検討してくれるとありがたい 

無料相談というのは一見儲からなさそうですが、お客様のニーズがある仕事なら収益化は可能です。その市場が大きければ大きいほどお客様の母数も多いため、無料相談はいいフックになるはずです。営業フィーを無料相談枠に投資するといったイメージでしょう。 

ネットの普及で自分で商品を選択できる時代になりました。でも多すぎて何を選択していいかわからない時代にもなってしまったようです。だから誰を信じたらいいのか?何が自分にとって本当に必要なのか?見失うリスクもあります。 

その点、プロが自分に必要なプランを提案してくれるってとてもありがたいわけです。いろんな商材のメリット・デメリットを比較してくれるところに価値を感じます。保険会社は現在38社あります。その中から自分にどれがあっているかなんて自分だけじゃ判断しきれないし、時間がいくらあっても足りません。 

≪まとめ≫

保険という商材自体はなくならないものの、その売り方は変化しているようです。だから距離が近く、わかりやすく、まとめてくる保険の無料相談窓口は本当にありがたいと感じました。

市場規模は違っても、このようなニーズは他の業界にもあるはずです。”見せ方”って大切だし、その辺を意識してビジネスモデルを考えると、それ欲しかったんだよ!っていう仕組みができるかもしれません。その点、ウェブでの情報発信は、潜在顧客との距離を縮めるのに有効です。

2014年2月9日

著者 ゆうすけ

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